そもそも我が家はいつから創価学会なんだろう?
かねてから疑問だった事。
祖母は生前熱心な活動家でした。
月一で座談会だと言っては大勢を自宅へ呼び会合を開いていました。
私を産まれてすぐ創価学会へ入信させたのも祖母。
この事から祖母は間違いなく学会員。
祖父は私が産まれる随分前に亡くなっていましたが、遺骨は静岡県の大石寺に長いこと置いてありました。(今は三重県の池田記念墓地公園にお墓があるのでそこに)
三重県のお墓には祖父、祖母、父しか入っていないので私の曽祖父母は学会員では無い可能性が高い。
そこまでは推測出来ていましたが、祖父母や父が亡くなってしまった以上知る術がない。
うちが根っからの創価学会で、ネットで噂されているようにうちの一族本当は朝鮮人だったらどうしよう…とか悩みました。
知るすべが無い…そう思っていましたが、ひょんなことから なぜ私の実家が創価学会になったのかという事実 を知る事が出来ました。
スポンサーリンク
私が30代半ばの頃、実家の大掃除をしていた時に祖母宛の茶封筒に入った手紙を見つけました。
祖母は他界して20年近くなるので、破棄しようと中身を確認したところ興味深い内容が書かれていました。
内容を要約すると
・あなたの夫(つまり私の祖父)が病気で苦しんでいるのを救う手立てはある。
・創価学会に入信して、毎日御題目をあげ信心すれば、必ず病気は治る。
・知り合いの誰それさんは大病を患ったが、家族で信心し見事乗り越えた。
・苦しんでいるご主人のためにも今すぐ決断を!
などの内容が便箋4枚程にびっしりと書かれていました。
祖母がこの手紙の差出人と何度やりとりしたかは定かではありませんが、結果この方の紹介で祖母は創価学会へ入信。
その後祖母は以下の行動を取ります。
→あなたは長男なんだから、共に父(私からみたら祖父)の病気と闘い抜こう!という理由で祖母から勧誘を受け、父が入信。
→結婚したらあなたは学会員になって私と共に活動しなさいと母を折伏。のちに母も入信。
→そんな家庭に産まれた私は生後半年程で入信。
こうして我が家の宗教は創価学会となり、祖母が亡くなるまではそこそこ熱心に活動する一家となりました。
言い方は悪いですが、祖母が気休めで入信した宗教に祖母亡きあとも付き纏われている。
実際、祖父母が創価学会に入信した後程なくして祖父は亡くなっています。
あれだけ手紙には「信心すれば必ず良くなる」と書いてあったのに。
必ず良くなるどころか死んじゃってるじゃん…。しかも結構すぐに。
おばあちゃんなぜその後も学会を続けて、しかも嫁や孫も勝手に引き入れちゃってんの?
…そんな想いしか湧いてきませんが、もう20年も前におばあちゃんは亡くなっているので今さら責めるのは意味がありませんね。
とにかく、今回この手紙を見つけたことにより我が家がどうして創価学会員になったのかという事が判明しました。
以前母に、うちはいつからなんで創価学会なの?と聞いても
「さぁ? 私だって『嫁なら入信するのが当たり前!』 って言われただけだからよく分かんないよ」
などと適当な返事しかなくどうしようもなかったので。
色々知れて良かった。